鶏ひき肉の和風テリーヌ ~水無月風~

鶏ひき肉の和風テリーヌ ~水無月風~

5月号は「6月の夏至」です。

 「夏至」は、季節の標識である「二十四節気」の10番目の節気。「夏に至る」と書くように、この頃から夏の盛りに向かいます。今年は6月21日です。夏至初日から11日目は「半夏生(はんげしょう)」と呼ばれ、季節の移りかわりの目安となる雑節(ざっせつ)の一つ。「田植えは夏至の後、半夏生に入る前に終わらせるもの」と、農作業の大事な目安にされていました。

【 水無月とは 】
水無月は、外郎(ういろう)生地の上に小豆を乗せて固め、三角形に切りそろえた和菓子です。京都では、この水無月を夏至の期間中である6月30日に食べる風習があります。1年の半分が経過したときに食べることで、残りの半年間の無病息災を祈願するという意味が込められています。また、水無月に使われる小豆に邪気を払う意味があること、水無月の三角形の形が氷を連想させ、夏バテを予防するという理由もあるようです。

材料
A.鶏ひき肉 … 400g
A.卵 … 1個
A.塩コショウ … 適量
A.おろし生姜 …  小さじ2
A.うすくち醤油 … 大さじ1 1/2
●にんじん … 1/2本
●アスパラガス(細め)
        … 2~3本
●そら豆 … 5~7莢
       (15~20粒)
●えごまの実 … 適量
作り方
.にんじんは皮をむいて3~4mm角のみじん切り。アスパラガスは根元1cmほどを切り落とし、表面にある褐色の三角形の部分(ハカマ)と根元の皮が固そうな部分を一緒に取り除き、3~4mm幅で切る。
.1を耐熱容器に入れ軽くラップをかけ、電子レンジ600Wで1分加熱し粗熱をとる。
.そら豆は、莢から取り出し、洗って耐熱容器に入れ、軽くラップをかけ、電子レンジ600Wで1分加熱し、粗熱が取れたらうす皮をむき、実を二つに分ける。
.ボールにAを入れ2を加えて均等によく混ぜる。
.4を、耐熱性のタッパー容器(10×17×5cm)又はバットに空気を抜くように入れ、上にそら豆を敷き詰める。
.5の表面に空気が入らないようにびっちりとラップを張り付け、蒸し器で30〜35分蒸す。
.ラップを外し、半分にえごまの実をふりかけ、ふんわりラップをして粗熱をとり、冷めたら切り分けて完成。

Point▶ オーブンで焼くより、蒸すことによってしっとり仕上がります。中に入れる野菜はお好みの野菜を入れてください。和菓子の水無月に見立てて、邪気を払う意味がある小豆の代わりに、そら豆やえごまの実を使いました。えごまの実は蒸しあがってから、ラップを外し上に乗せ、粗熱をとってください。えごまのプチプチっとした食感が楽しめます(えごまの実をふりかけてから、蒸してもOK)。電子レンジなら(耐熱容器に入れて)600Wで約10分加熱してください(竹串などで火が通っているか確かめてください)。大人向けには練りからしを添えてもOK。

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