鶏もも肉の蓮根ハム

鶏もも肉の蓮根ハム

お正月

 本来「正月」は1月の別称ですが、1日が元旦、3日までを三が日、7日までを松の内といい、さらに1月15日(地方によっては20日)の「小正月」まで、さまざまなお正月行事が行われます。1月を「睦月」と呼ぶのも、正月に一家揃って睦みあう様子を表したもの。多くの方がお正月を家族で過ごし、当たり前のようにおせちを食べたり、お年玉のやりとりをしたりしていますが、一つ一つのものごとにも大切な意味が込められています。
【「おせち」とは?】 おせち料理は年神様に供えるための供物料理です。もともとは、季節の節目に行う節供の料理を「御節供」「御節料理」といい、やがて正月だけをさすようになりました。かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。

材料
●鶏もも肉 … 2枚
●塩 … 小さじ1/2(鶏もも肉用)
●コショウ … 少々(鶏もも肉用)
●鶏ももひき肉 … 120g
 A:塩 … 小さじ1/4弱
  (鶏ももひき肉用)
 A:コショウ … 少々
  (鶏ももひき肉用)
 A:ナツメグ … 少々
 A:ガーリックパウダー … 少々
●蓮根 … 30g
●ブラックペッパー … 少々
作り方
1.鶏もも肉は余分な脂や血管をきれいに取り除き、肉たたきなどで叩いて平らにし、塩・コショウを擦り込んで1時間程度なじませる。
2.蓮根を細かく刻み、さっと湯通しし、しっかり水分を取る。
3.鶏ももひき肉をボウルに入れて、Aを加え、粘り気がでるまでよく混ぜ、2を加え混ぜる。
4.鶏もも肉を身側を上にして横長の向きに置き、3を2等分して真ん中のラインを中心に乗せ、ゴムベラやスプーンなどで塗り付ける。手前から空気が入らないよう気を付けながらくるりと巻く。
5.ラップをぴっちりと巻き、両端を縛ってさらにアルミホイルで巻いて両端を閉じる。
6.鍋に入れてしっかりとかぶる量の水を注ぎ、火にかける。沸騰寸前で火を弱め、そのまま沸騰しないように気を付けながら30分加熱し、火を止めてそのまま冷ます。
7.食べる前に、表面に軽くブラックペッパーを振り出来上がり。

ひとくちメモ▶
冷めたら冷蔵庫に入れて冷えてからカットします。鶏もも肉は下味をつけてから十分に味をなじませるとうまみが引き立ちます。蓮根のシャキシャキした歯ごたえがアクセント、洋風のおせち料理にも使える1品。普段のおつまみにもばっちりです。ブラックペッパーはお好みでOK。

たたき柚子ごぼう

たたき柚子ごぼう
材料
●ごぼう(30cmのもの) … 2本
●柚子(小さめ)  … 1個
 B:だし汁 … 200㏄
 B:しょうゆ  … 小さじ1
 B:砂糖  … 小さじ1
●ごま … 少々
作り方
1.ごぼうを縦半分に切り、4~5cmに切る。一度水にさらし、ザルにあげる。
2.鍋に水とごぼうを入れ、アクを取りながら10~15分ゆで、ザルにあげ水気を切る。
3.ごぼうをビニール袋に入れ、空きびんなどで軽くたたく。
4.Bを入れた鍋にごぼうを入れ、クッキングペーパーで落し蓋をして、汁気がほぼ無くなるまで煮る。
5.柚子を半分に切り、ごぼうに絞る。皮の黄色い部分を適量みじん切りかすりおろしてごぼうに和える。ごまをかけて出来上がり。

ひとくちメモ▶
お酢不使用!お酢の代わりにゆずで酸味をきかせています。お子様やお酢が苦手な方にもおすすめ。柚子の白い部分は、苦味が出ますので、黄色い部分だけみじん切りかすりおろしてください。


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