JA多気郡の農業

三重県の中部に位置する多気郡は、大台町、多気町、明和町の3町で構成されています。
大台町はかつて伊勢神宮ご遷宮用材を伐り出す御杣山(みそまやま)としての歴史があり、倭姫に関わる伝承も伝えられるなど、古くから伊勢神宮と関わりの深い土地です。
多気町=多気の語源は古代、伊勢の地に神宮が造営されたころ、「多木=多くの食べ物がとれる土地」という意味で命名されたといわれています。大台町とともに伊勢と熊野を結ぶ熊野街道があり、巡礼者の通行で大変賑わったそうです。また明和町には古代、天皇の名代として伊勢神宮に奉仕した斎王の住んだ斎宮がありました。このように伊勢神宮との縁も深く、五穀豊穣の長い歴史を持つJA多気郡の農産物をぜひご賞味ください。

お米

ぎんひめ米  粘りの良さと豊かな味わい
JA多気郡オリジナル肥料を使用したコシヒカリ『ぎんひめ』は、いにしえの昔この地に輝いた、斎王の姫君たちに勝るとも劣らない粒の輝きを誇るお米。粘りの良さ、豊かな味わいをも兼ね備えたまさに銀色に輝く銘米です.

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野菜

伊勢いも  最高級なコクと粘り 
伊勢いもは今から300年以上前の江戸時代に多気町へ伝えられた歴史のある野菜です。多気の土壌は水はけが良く、砂気が多いため伊勢いも作りには最適な土地柄で、現在は櫛田川沿岸の肥沃な土壌である津田地区を中心に栽培されています。他の土地で作ると別物ができてしまうなど非常に価値があり、全国的にも知られる高級芋です。 山芋のほとんどは筒状の長芋ですが、伊勢いものようなボール状の捏芋(つくねいも)は全体の1割以下といわれています。アクが少なく強い粘りと濃厚なコクが特徴で栄養価も高く、贈り物として最適です。独特の粘りと時間がたっても変色しにくい性質から、日本料理店や和菓子店でも高級品として、料理人たちに愛用されています。

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お茶

伊勢茶  芳醇な香りと深い味わい
三重県で生産される伊勢茶は栽培面積、荒茶生産量のいずれも静岡県、鹿児島県に次いで全国第3位です。
三重県は南北に細長く、西に大台ケ原山地、東に伊勢湾や太平洋などの、山あり海ありの自然に恵まれた地形をしていることもあり、各地で特色のあるお茶が生産されています。全国的に生産されている煎茶だけでなく、深蒸し(ふかむし)煎茶などが生産されています。

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果物

ホームランスターメロン 上品な口当たりと甘さ
ホームランスターメロンは白い果肉のハネデューメロンと緑色のハネデューメロンを掛け合わせた、ノーネット系の品種です。クリーミーな食感が爽やかで、ジューシーな甘さが特徴です。

次郎柿  みずみずしくて甘い味わい
次郎柿は多気町の生産者・前川唯一(ただいち)氏が次郎柿の中に特別早く熟する枝を発見、昭和32年(1957)「前川次郎」と命名し、その後全国で栽培されるようになりました。現在『次郎柿』は甘柿の最高級品として、県内では多気町が最大の産地になっています
富有柿と次郎柿は柿の代表格でよく比較されたりしますが、「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」と言われていて、富有柿は果肉がやわらかく、次郎は硬めで歯ごたえがある柿ということを表しています。

かおりのいちご
「かおりのいちご」は平成21年に三重県に誕生した新しいブランドです。果実が大きい上、酸味が少なく、ジューシーで爽やかな甘さが魅力のイチゴです。名称は最大の特徴である「上品な香り」に由来しています。

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松阪牛

世界のブランド「松阪肉」
きめ細かい霜降りと柔らかな肉質  深い甘みと上品な香り
松阪牛の中でも特に但馬地方より生後約8ヶ月の選び抜いた子牛を導入し、900日以上に渡り農家の手で丁寧に肥育されたものを「特産松阪牛」と呼んでいます。「特産松阪牛」の普及や生産振興をはかるため、兵庫県から積極に子牛を導入し、「特産松阪牛」の肥育に取り組む松阪牛の生産農家を「特産松阪牛推進農家」として認定されています。

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えごま油

奥伊勢大台町産のえごま油は、無化学農薬、無化学肥料で育てられたえごまを使用し、圧搾機で丁寧に搾った油です。若草のような香り、透き通った鮮やかな黄色が特徴で、αリノレン酸はもちろん、天然のビタミンEも豊富に含まれています。えごまは、年に一度しか収穫できず、一粒一粒丁寧に手作業するなど、量産できない大変貴重な油となっております。安全安心へのこだわりと「奥伊勢えごま倶楽部」の想いが、ハート形の瓶に詰まっています。
▶ 奥伊勢えごま倶楽部ホームページ

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